申告書等控えの収受印押なつを廃止

更新日: 2025/02/10

(1)概要

    令和7年1月より各種申告書、届出書、申請書等を税務署へ書面で提出した際の

    収受日付印の押なつが廃止されました。

 

(2)当面の対応としてリーフレットを交付

    書面により申告書等を提出する場合、当面の間は希望者に「リーフレット」が交付されます。

    リーフレットには申告書等の「収受日付」と「税務署名」が記載されますが、

    申告書等の「年分」や「種類」は記載されていないため、納税者自身の管理が必要です。

 

(3)廃止後の申告書等の提出状況の確認方法について

   令和7年1月以降、書面により申告書等を提出した場合、収受印以外の方法で提出年月日等を

   確認する方法として以下が挙げられます。

 

   ①    申告書等情報取得サービス(オンライン申請のみ)

      書面で提出した場合も、e-taxを利用して、所得税の申告書、青色申告決算書、

      収支内訳書のイメージデータ(PDF)を無料で取得することができます。

      ただし、本手続きの利用には、マイナンバーカードが必要です。

 

   ②    保有個人情報の開示請求

      税務署が保有する個人情報に対する開示請求により、提出した申告書等の内容を

      確認することができます。手数料は、300円(オンライン申請は200円)です。

      ただし、個人に限定しており、法人の申告書等には利用できません。

 

   ③    税務署での申告書等の閲覧サービス(窓口申請のみ)

      税務署の窓口で、ご自身が過去に提出した申告書等を閲覧することができます。

      その場で写真撮影が可能ですが、申告書等のコピーの交付はできません。

 

   ④    納税証明書の交付請求

      提出した申告書等の納税額又は所得金額の証明書を取得することができます。

      ただし、提出年月日は確認できません。

      手数料は、税目ごと1年度1枚につき400円(オンライン申請は370円)です。