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更新日: 2012/01/23
◇確定申告の医療費控除
<内 容>
自分自身や家計を一にする家族のために医療費を支払った場合には、一定の金額の所得控除をうけ所得税の還付をうけることができます。
<控除される金額は?>
平成23年中に - 保険金などで - 10万円と所得の5% = 控除額
支払った医療費 補てんされる金額※ いずれか少ない方 (最高200万円)
※医療保険金・入院給付金・高額医療費・出産育児一時金など
<医療費になる一例>
医師や歯科医師による診療費や治療費の他に下記のような場合も含まれます。
・ 治療目的で購入した市販薬(風邪薬・胃腸薬・傷薬など)
・ 通院のためのバス・電車代
・ 6か月以上の寝たきりの人のための成人用紙おむつ ※但し医師が発行した証明書が必要です。
・ 妊娠中の定期検診費用、出産のための入院、分娩費用
・ 視力回復レーザー手術(レーシック手術)の費用
・ 小児の歯科矯正の費用
・ 金歯や金冠などの装てん費用、インプラントの費用
・ 介護保険制度の下で提供された一定の施設、居宅サービスの自己負担額
<医療費にならない一例>
・ ビタミン剤・栄養ドリンク・サプリメントなどの購入代
・ 自家用車で通院したときのガソリン代・駐車場代
・ インフルエンザ・子供の三種混合など予防接種の費用
・ 人間ドック・健康診断の費用 ※但し診断の結果重大な病気が発見され引き続き治療を受けることになった場合は 健診代も医療費に含まれます。
・ 通常の近視や遠視等のための眼鏡(コンタクトレンズ)の購入費用
・ 美容整形・ホクロの除去費用
・ 容貌を美化する目的の歯列矯正、歯のホワイトニング費用
・ 入院中、自分で希望した場合の差額ベッド代
・ 診断書・証明書などの文書代
<手続きに必要なもの>
・ 医療費の領収書
・ 通院に利用したバス・電車の交通費など領収書がないものは日付、支払先などのメモ